wakatty’s diary

そのままの自分を愛し、日々の気づきを綴ったブログ

保育士の仕事、もう一人の自分の役割をする

大人になって、自分の心と向き合う。悲しい時。焦る時。人と比べる自分がいた時。幸せを感じた時。イライラが止まらないとき。
沢山の感情の発動を否定せず、じぶんは、どうしてそう感じたのか??
トラウマから?
固定概念から?
と、探っていく。

そうなんだ。
と、認識して、手放したり、、。
思考の癖であれば、次の時にも、[それはただの癖だよ]と、思考転換できるようにストックしておく。

保育の現場では、子供達のいろいろな感情に、保育士は寄り添う。

喧嘩や、一人でプンプンと怒っている子。悲しそうな子。いつもより上の空の子。いつもより嬉しそうな子。。。

沢山の感情を表現する子供達を観察し、、、。
何がそうさせているか、その子の行動の前後や、家庭の状況。どの子がその子と関わっていたかを、瞬時に頭の中に並べる。


必要と思ったのなら、寄り添う。否定ではない。甘やかすでもない。
ただ、、。その子が表現する感情を

言葉にしてみたり、、。
整理してみたり、、。
うん。と、言葉を使わなかったり、
抱きしめたり、。
本当は、自分は何をやりたかったのか。
何が嫌だったのか。
何をされて嫌だったのか。
何が悲しいのか。
どれをみて嬉しくなったのか。
何を感じて、嬉しくてジャンプしたのか。。


整える、、。それが、保育士の一つのお手伝い。

大人になって、もう一人の自分が色んな時に自分の感情に対して、立ち止まって自分の心と対話するように、、。
保育士は、もう一人の自分の存在を現実化しているだけ、、。


そして、それだけなんだけれど、、。
とても尊い瞬間に立ち会わせてもらっているんだ。


子供の話を聞いて見ると、そこなんだ。という所に怒りを感じていたり、喜びを感じていたり、悲しみを感じていたりする。


小さな石を必死に探している子。目を輝かせて[あった!]と大切そうに愛おしそうに小さな手に握りしめる。

ゆっくり、その心の内を聞いて見ると、[お母さんにあげるの✨✨✨]


行動の奥に広がるニンゲンの感情に寄り添える仕事。大人になって、、。自分を整えるためのもう一人の自分の役割を担う保育士。

もっともっと学びが必要だ。
押し付けず、否定せず、甘やかさず、離れすぎず、くっつきすぎず、、。


心を整えるお手伝い→保育士